21世紀の生命科学は遺伝子、再生技術による生命の再現の可能性を突き進めている。AST気功は気のエネルギーが遺伝子レベルの治療を可能にした!新しい気功技術による遺伝子・再生技術とは。またその治療効果は。
- 序 論:気功と遺伝子・再生医学
- 第1章:遺伝子・再生治療
- 第2章:気功による気の遺伝子・再生技術―細胞分化促進の技法
- 第3章:AST気功
- 第4章:細胞分化促進の技法の方法論I
- 第5章:細胞分化促進の技法の方法論II
- 第6章:細胞分化促進の技法の方法論III―病気別治療の考え方
- 第7章:細胞分化促進の技法を身に付けよう!
- 第8章:細胞分化促進の技法を使った病気の治療例
気功も遺伝子・再生医学の道へ
人体の細胞数は約60兆個といわれ、構成細胞の種類は200種類以上あり、それぞれの細胞には寿命がある。体は常時細胞を補給できる状態になっており、幹細胞―前駆細胞(分化段階の細胞)―分化した細胞(成熟した細胞)の流れによって細胞を補給し人体を維持している。このしくみの中で重要なのが幹細胞からの細胞の分化であり、例えば、幹細胞を分化誘導する周囲の環境、つまり幹細胞と周囲の細胞との間の細胞間コミュニケーションが大きな役割を果たしている。気のエネルギーが気の遺伝子や気の幹細胞に与える効果を治療に応用する試みとして研究が開始されたのが本書のAST気功による気の遺伝子・再生技術である。